粟津で400年語り継がれる恋物語

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粟津へお越しの皆様、地元で400年語り継がれている恋物語をご存知ですか?

今から400年前、江戸時代初期のことです。

粟津温泉郷の宿屋の奉公人お末は、向かいの宿屋の奉公人竹松に恋をしました。この時代の奉公人とは、住み込みで商家の家業に従事する者ですが、現代の雇用形態と違い、不自由を強いられていた様です。

奉公人の自由恋愛は禁止、主人にバレれば店から追放ものでした。特に竹松は競合他店の奉公人ですから、許されざる恋だったのです。万一主人に認められても、結婚相手は家柄や財産に合わせて親が決める時代でしたから、恋愛結婚は非常に稀だったようです。

 

そんな中、お末は想いを募らせ松の木を登って向かいの宿屋の竹松の部屋へ。いわゆる夜這いです。なんて情熱的!まさに肉食女子ですね!

しかしお末は屋根に上がったところで落下し、怪我をして動けなくなってしまいます。

 

このうわさはすぐに町中に知れ渡り、当然当の竹松の知るところとなりました。

竹松はお末の想いに胸を打たれ、歩けないお末を籠に乗せて故郷へ連れ帰り、結婚したそうです。宿の主人や親を説得するのは容易ではなかったでしょう。その辺りに竹松お末へのを感じますね。

 

そんなお末と竹松の像が粟津温泉郷北公園にあります。

春には桜が綺麗ですよ。隣には恋みくじもあります。お友達、恋人と一緒にひいてみてはいかがでしょうか。お末竹松にあやかれるかもしれません。

 

因みにこの伝承と粟津温泉はプロポーズにふさわしいロマンチックな場所&デートスポットとして、全国展開する恋人の聖地プロジェクトに認定されています。

 

アクセス方法は、JR粟津駅から車で10分です。バスならJR粟津駅から小松バス粟津温泉行きに乗車、終点粟津温泉で下車徒歩5分です。JR小松駅からだと、小松バスで那谷寺行きに乗車40分、バス停粟津温泉で途中下車徒歩5分です。

露天のゆ金閣からは約150メートル。目と鼻の先にあります。

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