芭蕉も参拝した深山幽谷の風情漂う那谷寺

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粟津の有名な観光スポットとして、那谷寺は外せません。地元民にも、観光客にも大人気です。

 

一番のお勧めは紅葉シーズンです。イロハモミジ、ヤマモミジ、ハウチワカエデ等の、赤や黄色の紅葉と白い奇岩、緑の苔の絨毯が見ごたえで、一度は行くべきです。春には桜、夏は新緑、冬は雪景色と一年中いつ行っても十二分に満足できるでしょう。

 

歴史に基づいた厳かな雰囲気と自然の美しさ、清廉な空気があなたを日常から切り離し、身も心も清められること請け合いです。

 

那谷寺は高野山真言宗のお寺で、その歴史は古く創建は717年(奈良時代)です。

奈良時代初め、泰澄大師は夢に現れた女神のお告げによって、誰も成し得なかった白山登拝を達成します。ちなみに白山は日本三大名山の一つです。

 

その際、白山の神は自分が今まで信仰してきた十一面観音と同じであることに気づき、夢に現れた千手観音の姿を彫って、岩窟内に安置しました。岩窟は岩屋寺と呼ばれ、ここから仏教的な意味の白山信仰が始まりました。

 

そして986年に花山法皇が行幸した際、十一面観音が光り輝き、周りには西国霊場三十三体観音が現れたそうです。法皇はこの寺に来れば霊場三十三ヶ所を回れない人でも、巡ったのと同じご利益があると言い、那谷寺と改名し、立派なお寺を建立しました。

 

その後加賀一向一揆等の戦乱等で一部焼失するも、江戸時代に加賀藩主前田利常によって再建されました。

 

1689年にはあの松尾芭蕉も参拝し、「石山の 石より白し 秋の風」と詠んでいます。

 

本堂書院及び庫裏三重塔護摩堂鐘楼国指定の重要文化財になっています。

また、琉美園という庭園は国指定の名勝になっています。

 

境内はとても広く、ちょっとした山歩き感覚ですが、散策コースがうまく整備されており、見ごたえも十分なので飽きずに全部回ることができます。口コミでの評価も申し分なしです。

 

売店には那谷寺名物胡麻豆腐や、めずらしいお土産がたくさん。喫茶スペースで冷やし飴やお団子等も頂くことができます。

 

拝観時間は、3月~11月は8時30分~16時45分、12月~2月は8時45分~16時30分です。拝観料が、大人600円、小学生300円、未就学児は無料です。重文書院、庭園等特別参拝には別途200円(小学生以下無料)かかるのでご注意を。

 

北陸新幹線にてJR東京駅からJR金沢駅まで2時間28分、北陸本線に乗り換えJR金沢駅よりJR小松駅まで30分、小松駅から小松バス那谷寺行きで35分です。

露天のゆ金閣からは車で5分です。駐車場は無料です。

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